内科

  • 風邪などの急性疾患や生活習慣病(高血圧・糖尿病・高脂血症・痛風)などに対し、適切な診断と治療を行います。
  • 虚血性心疾患や不整脈などの循環器疾患に対しても地域の中核病院と協力し診断、治療にあたります。
  • 西洋医学では治療困難な症状(頑固な咳・イライラ感・食欲不振・倦怠感など)に対しては漢方薬を用いた東洋医学を積極的に行います。
  • がん(胃がん、大腸がん、膵臓がん、肺がん、乳がんなど)に対する薬物療法、緩和療法を行います。

健康診断・予防接種

各種健康診断やワクチン接種(新型コロナウィルス、インフルエンザ、肺炎球菌帯状疱疹など)に対応します。


肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌が原因となって起こる、肺炎などの感染症を予防するためのワクチンです。現在当院で接種するワクチンは23価肺炎球菌ワクチンニューボバックスNP(MSD株式会社)です。1回の接種で5年以上免疫が持続すると言われてます。十分な間隔があいていれば再接種も可能です。 季節を問わずいつでも接種できますので、次のような基礎疾患がある場合には、ぜひ肺炎球菌ワクチンの接種を検討してください。

  • ご高齢の方(特に65才以上)
  • 呼吸器(肺・気管支)など慢性疾患をお持ちの方
  • 特別老人ホームや長期療養施設などに入居されている方
  • 糖尿病の方
  • 病気や怪我(交通事故を含む)などで脾臓を摘出された方
  • ステロイドを投与している人、腎不全などで感染症にかかりやすくなっている方

平成26年10月1日から成人用肺炎球菌ワクチンの定期接種がスタートします! 今までは65歳以上の高齢の方や免疫低下した患者様などに5年ごとに投与を勧めていました(初回限り一部公費の補助あり)が、今後は予防接種法で決められたB群(個人予防)の定期接種となります。該当者は ①65歳・70歳・75歳・80歳・85歳・90歳・95歳・100歳以上の方 ②60歳以上65歳未満の方で、免疫機能の低下した患者様 で今まで肺炎球菌ワクチンを接種していない方になります。公費補助は各市町村によって異なります(土浦市は4000円)。 ただし、65歳以上でこの年齢に該当しない方も、任意接種として同様の公費補助でワクチン接種が可能です。一度御相談下さい。 



帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹とは、水痘帯状疱疹ウイルスによっておこる感染症です。

水痘帯状疱疹ウイルスにかかると、最初は、水痘(みずぼうそう)になります。ほとんどは子供の頃感染し一度治ります。しかし、ウイルスは体内(神経節)に潜んでいて、長い年月を経て、過労やストレスで免疫力が低下するとウィルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症します。(日本人成人の90%以上にこのウィルスが体内に潜伏していて、帯状疱疹を発症する可能性があります。)

症状は、身体の左右どちらかの神経に沿って赤みや水疱(水ぶくれ)のある発疹が、まとまって帯状に現れます。体のどこにでもできますが、顔や胸、腹、背中に出やすいです。
痛みを伴うことが多く、眠れないくらい強い痛みになることもあります。
顔の帯状疱疹の場合、目の病気をおこし、視力が低下したり、顔面神経麻痺、難聴などを引きおこしたりすることがあります。

通常、3週間程で発疹がなくなり、その後、痛みもなくなります。
しかし、1か月以上も痛みが続くことがあり、3か月以上続く場合、帯状疱疹後神経痛(PNH)と言います。刺すような痛み、焼けるような痛み、針で刺すような痛みなど、痛みの程度は様々です。これは神経が損傷を受けたことによる痛みで、治りにくく、長く苦しめられる方がいます。お年寄りほど残りやすく、約2割の方が帯状疱疹後神経痛に移行すると言われています。

帯状疱疹はワクチンで予防できます。2020年に帯状疱疹ウィルスを予防するためのワクチンが日本でも新たに認可されました。シングリックス(グラクソスミスクライン社製)というワクチンで、これまで使用していた水痘ワクチン(水ぼうそうの生ワクチン)と比べて非常に高い予防効果を持ち、世界的には主流となりつつあるワクチンです。

シングリックスの帯状疱疹に対する予防効果は50 歳以上の方で約 97%、 70 歳以上の方で約90% と報告されており、 水痘ワクチンよりも有効性が高いと考えられます。効果の持続期間は今のところ10年は持続すると考えられており、水痘ワクチンでは禁忌であった免疫機能が低下している方でも接種可能です。また、水痘ワクチンは生ワクチンのため、他のワクチンを接種する場合は、4週間以上あける必要がありますが、シングリックスは不活化ワクチンのため、医師が認める場合すぐに次のワクチンの接種が可能です。

主な副反応は、注射をした部分の局所反応(痛み、赤み、腫れなど)がほとんどです。極めて稀に、発疹、アナフィラキシー(じんましん、呼吸困難、口唇のまわりの腫れなど)がみられることがあります。
対象は50歳以上の方で、費用は1回25,000円で2か月間隔で2回接種が必要です。

帯状疱疹ワクチンは予約制となります。まずは電話、メール、直接診察にて御相談下さい。 



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医療機関名
医療法人社団関城会 淀縄医院
院長
淀縄 武史
副院長
淀縄 聡
診療科目
外科・内科・消化器内科
乳腺外科・肛門外科
脳神経外科・呼吸器内科
所在地
〒300-0038
茨城県土浦市大町11-34
電話番号
029-822-5615